グラスフィッター徳永のブログ: 不幸話の取り扱い方。

こんにちは。
グラスフィッター徳永です。

アイウェアで人を
素敵に装丁しています。

今日は最近気づいた
「不幸話の取り扱い方」

についてです。

苦労話や不幸話を
ついつい言いたくなるのは
なぜか？

自分の事を
分かって欲しいから。

苦労話や不幸な話は
したら良いし

どんどん聞いて
あげたら良いと思います。

でも苦労話や不幸話は
話す方も聞く方も

気を付けた方が良い
取扱い方があります。

まず話す側が気を付けるべき
エチケットがあります。

聞いてくれる相手に
言わない方がいい
言葉があります。

「あなたは苦労が
　無くていいね。」

この一言によって
聞いてあげている側の人は

自分のネガティヴな過去に
フォーカスします。

なぜなら自分が
“苦労知らず”だと

軽く見られた
気がするからです。

自分だって苦労や
不幸がたくさんあったよ

と語りたくなり
過去の不幸を
探しはじめます。

すると2人で
ネガティヴワールドに
突入していきます。

エスカレートすると苦労自慢や
不幸自慢になって行くことも。

話し終わった後の心は
何で満たされるでしょうか？

すると不思議なもので
その先もお互いに

不幸や苦労を引寄せやすい
体質になって行きます。

だから聞く側は自分の
ネガティヴな過去にまで

フォーカスしなくていい。
ということです。

軽く見られたとか
馬鹿にされたとか
分かって欲しいとか

思わなくても
全然大丈夫です。

聞く側が気を付けるべき
ことは只一つだけ

相手の気持ちを
酌んであげる。

そうなんだ。
それは大変だったねと

相手の身になって
本気で聞いてあげる。

充分酌んであげれたら
その後にすることがあります。
それは

意味づけ。

たとえば
事故や病気になって
苦しかった。

でもそのおかげで対処法が分かり
こんなプラスな事があった。

たとえば他人から
こんなめに遭わされて
辛かった。

でもそのおかげで
自分の弱さに向き合い
こんなプラスな事があった。

プラスな面が無いように
思える出来事でも

同じ目に遭った人の
気持ちだけは分かってあげられる。

それだけでも
大きなプラスです。

はじめはマイナスに思えた事でも
後でプラスに受取れる面がある。

それは何を意味しているのか？
何を気づかせてくれたか？

それに意識を向けて
話をしていきます。

同じような出来事が起こっても
受け止め方は人の数だけあります。

貴重な人生なのにネガティヴな海に
浸っている時間がもったいないです。

どんな事柄も
マイナスな面から見てもいいし
プラスな面から見ても自由です。

どちらから見て
どう感じるかは自由です。

こんな大変な経験だから
あの人よりもっと凄いとか

でもこの人に比べたら
大したこと無いとか

どんな経験であれ
人との比較はキリが無いし

経験には上も下もなく
比較は何の意味も持ちません。

現代に起こってること等
戦争時代に比べたらどうですか？

なによりも今、私たちは
とても便利で恵まれているし

ありがたい人生を生きている。

何故ならば
その理由は？

いつもそんな方向に意識を向けて
心を満たしていたいものですね。